「軍儀」

本来なら、ぶんげい会のことを書く所ですが、非電ゲーマー的に今週のジャンプのHUNTER×HUNTERに登場した「軍儀」というゲームが気になったので、ちょっと考察。


・現在確定していること

  • 勝利条件は王を詰むこと
  • 駒を3枚まで重ねることができる
  • 開始時の駒配置は自陣地内なら自由


・その他、作中の描写からわかること

  • 白と黒の駒を使用する
  • 盤は9×9マス
  • 自陣地は手前3列
  • 持ち駒は25駒
  • 初期配置で25駒全て置く必要はない
  • 最初から駒を重ねて配置しても良い
  • 駒の種類は「兵」「弓」「忍」「侍」「砲」「馬」「謀?」「師」
  • 「師」の初期配置だけは決まっている?
  • 「師」=将棋で言う「王」
  • 相手の駒の上に自分の駒を重ねても良い


こんなところかな?


後は相手の駒を取るルールですが…

  • 相手の駒の上に自分の駒を重ねても良い

このことから、「相手の駒の位置に移動することで自分の駒を重ねる」ことが、将棋やチェスにおける相手の駒を取る行為に相当し、駒のコントロール権は1番上に乗っている駒の持ち主にあると思われます。
えーっと、つまり例えば、黒の「兵」(1段)の上に白の「兵」(1段)が重なると、黒の「兵」は死に、白の「兵」(2段)になるという感じ。


おそらく重ねると駒の性能が上がるのでしょう。相手の駒を倒すと、倒した自分の駒の性能が上がるっていうのは面白いシステムで良いですね。
王の「地駒に弓を据え〜」のセリフから察するに、駒の組み合わせによって性能が変化するのだろうか。単純に能力合成かな?
うーん、でも2段重ねの「忍」で詰んだとき「7−8−2 忍」って言ってるので、性能変化は高さだけに依るのだろうか。組み合わせに依るのであれば、例えば「7−8−2 弓・忍」といった言い方をするだろうし。


なんにせよ上記のことを踏まえると、3段積みにしたら駒自体が相当強い上に、それ以上駒を重ねられないので相手に取られなくて最強じゃん!とか思ったんですが、相手に取られないのと同様の理由で、相手の駒を取ることができないという欠点が発生するわけですね。つまり防衛専門になると。
あ、なんかすごい良くできたシステムだ。富樫先生すげぇ。


結構面白そうなので、もうちょっとルールが開示されれば、駒を自作してぶんげい会に持っていくかもしれないので、その時は誰かお相手してくださいな。よろしく。